YOKOHAMA FOOD LOVEYOKOHAMA FOOD LOVE食品ロス削減の取り組み

合同会社クアッガ

更新日:2022.05.31

“Win×Win×Win”の輪を実現。大人気通販サイト〔rebake〕

合同会社クアッガ /パンのお取り寄せ・通販マーケット「rebake(リベイク)」

今回お話を伺ったのは、東京は墨田区の合同会社クアッガさん。パンのお取り寄せ・通販マーケット「rebake(リベイク)」をメイン事業とする企業です。
30歳(取材時)という若さで代表を務める斉藤 優也(さいとう ゆうや)さんは、北海道の農家に生まれました。環境や農業について学ぶうちに、“人の幸せを1番に考えないことには社会は動かない”ことに気づかされたと言います。『人にも食べ物にも幸せな一生を』を理念に、全国のパン屋さんの“ロスパン”を減らすべく、事業を始めました。

〔リベイク〕の仕組みは、ユーザーが事前に、サイト上で好きなパン屋さんを選び購入。店舗でロスが出たタイミングで、自宅に冷凍のパンが届くというシステム。
ユーザーは、「いつ、どんなパンが届くかわからない」ワクワクと、普段自分が選ばない種類のパンと出会うことができる楽しさを味わうことができます。
このシステムのポイントは、「ロスパンが出る前に買い手を集めておく」という方法。
パン屋さんは、天候や季節などによっても売上が前後するため、どのくらいパンを作れば良いか予測がしにくいもの。ロスを出さないために少なめに作ると、来店したお客さんが欲しいパンが売り切れで買えず、がっかりさせてしまう。そんな光景を、多くのパン屋さんが目の当たりにしてきました。
そこで事前にロスパンを買ってくれるユーザーを集めておくことで、廃棄を気にせずパンを作ることができる。消費者・パン屋さん・運営者、三方よしの、まさにWin×Win×Winなシステムなのです。

始めは数百件の登録数だったパン屋さんが、今では800件を超え、ユーザーも12万人を突破、大人気、大注目のECサイトとなり、今ではパン屋さんのほうから登録を希望するほどになりました。

横浜市青葉区「Bio Complet(ビオ コンプレ)」

実際にリベイクに登録しているパン屋さんにも、お話を伺いました。

横浜市青葉区にある「Bio Complet(ビオ コンプレ)」さんです。店主の菅野 康幸(かんの やすゆき)さんは、元々、誰もが知る世界的ファストフード店の店長。当時の容赦のない食品廃棄や、添加物を大量に使用した食材に違和感を覚え、33歳で脱サラ。
食材からとことんこだわった、オーガニック全粒粉のパン専門店に転向しました。1番の売りは、自家製粉。5坪ほどの小さな店舗には、人気No.1の塩パンをはじめ、オーガニックチョコの白パンなど、他ではなかなか味わうことのできないユニークなパンが並び、どれも挽きたての小麦の香りを存分に楽しむことができます。
ビオコンプレさんも、日々どうしても出てしまうロスパンに悩んでいたそう。知り合いに無料で送るなど、廃棄を減らすよう試行錯誤していた時にリベイクと出会い、登録を決めました。
登録してから約2年、毎日10個ほど余ってしまっていた廃棄がゼロに。ロスパンの購入待ちが出るほどになりました。
実店舗でのチャンスロス()もなくなり、登録前と比べ売り上げが約20%も上がったと言います。

リベイクは、現在月30トンほどのロスパンの削減を実現しています。
代表の斉藤さんは今後について「月100トンの削減を目指し、パン以外の削減、そして日本にとどまらず地球全体の環境を改善することを、目指していく」と意気込みを語ってくださいました。

※チャンスロス…商品があれば売れていたのに、欠品または不足により販売する機会を損失し、本来得られた利益を逃すこと

  • rebake
  • 合同会社クアッガ
    【住所】東京都墨田区八広1-2-10
  • Bio Complet
    【住所】横浜市青葉区美しが丘 2-18-15陽輪台たまプラーザ1F
    【営業時間】9:15〜19:00
    【定休日】月曜日・火曜日(祝日は営業)

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