ファンケル
更新日:2020.11.27
緻密なデータ分析から食品ロスゼロを目指す
2017年度に食品廃棄物発生抑制の取り組みで「横浜市食の3Rきら星活動賞」を受賞したファンケル。本社(横浜市中区)の1階にある社員食堂「ファンケル学べる健康レストラン」には、塩分やカロリーなど8項目についてこだわった健康促進メニューが並び、1日平均約300食が利用されています。同レストランでは、あらかじめ各メニューの準備食数を設定し、それに沿った仕入れをすることで余剰食材、食品残渣残渣を削減しています。
準備食数は、過去の同メニューの販売実績に曜日、社内行事の有無など諸条件を加え算出します。13年から取り組み、19年4~12月は1日平均ロス数を7食にまで抑えました。人事部 給与厚生グループ 谷沢茉耶さんによると、ロスがゼロとなる日も多くありますが、今後も精度を高め、より多くの日で食品ロスゼロを目指したい、とのことです。
POINT
独自データを地道に積み重ねることで、成果が出るのですね