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食品ロス削減の取り組みをお寄せください

QUAYS pacific grill

更新日:2022.02.02

“廃棄”から“材料”へ。ものづくりに取り入れる食品ロス

QUAYS pacific grill(キーズパシフィックグリル)

新港地区の先端に構える商業施設、横浜ハンマーヘッド。
その入口でいっそう目を引くのが、ニューアメリカンレストラン『QUAYS pacific grill(キーズパシフィックグリル。以下:キーズ)』さんです。

横浜ハンマーヘッドのテーマ“クラフト”に合わせ、キーズは、クラフトジンの蒸留所、クラフトビール醸造所、そしてコーヒー豆の焙煎所を併設しています。

こだわり抜かれた飲み物と料理はどれも絶品で、数々のメディアで取り上げられる人気店です。

そんなキーズでは、食品ロス削減への取り組みにも力を入れています。
クラフトジンの蒸留所である[ナンバーエイト・ディスティラリー]で作られるナンバーエイト・ジンは、ナンバーエイトにちなんで8種類のボタニカルを使用。そのうちのひとつが、なんとアボカドの種です。グループ店のメキシカンレストランでは、ワカモレなどアボカドを使った料理が必須。毎日大量に使用するアボカドの種は、今までは捨ててしまっていました。しかし蒸留所の開設を機に、種を集めボタニカルとして利用。廃棄の削減に一役買っているのです。

QUAYS pacific grill(キーズパシフィックグリル)

同じく、クラフトビールの醸造所[ナンバーナイン・ブリュワリー]では、ビールを醸造する際に大量に出てしまう“モルト粕”のアップサイクル方法について模索。
クラフトビールペーパー(クラフト紙)としてビールメニューに使用するほか、ドギービスケット、つまりモルト粕を使った“犬のおやつ”を開発&販売しています。

それまでは当たり前に捨ててしまっていたものでも、クラフトジン・クラフトビールを通して実現した食品ロス削減への取り組み。
今後も、業務用のパンを製造する企業と手を組み、パンの耳を使った醸造にチャレンジする計画も考えているということで、それぞれ違った風味の飲み物を楽しんでみたいですね。

POINT

使い方次第で、廃棄が材料へと変わる、企業の取り組みをご紹介しました

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