株式会社クラダシ
更新日:2023.6.19
Kuradashi 初の常設店 @「たまプラーザテラス」
今回は、ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」を運営する株式会社クラダシで広報を担当されている齊藤友香さんにお話を伺いました。
今回、初となる常設店舗は、東急田園都市線のたまプラーザ駅に隣接する「たまプラーザテラス」に5月26日グランドオープンしました。Kuradashi常設店舗では、「社会にいいこと、街にいいこと」をコンセプトに掲げ、「見る・知る・関わる」の3つのテーマに合わせた仕掛けを用意し、おトクにお買い物を楽しみながら、フードロス削減をはじめとした、社会貢献活動を気軽に日常の生活に取り入れるような店舗づくりを目指しています。
「見る」では、店舗におけるフードロス削減量や社会貢献度合いを可視化できる仕組みが用意されています。「知る」では、サステナブルな商品や企業の取り組みを紹介する実験的なコラボレーションブースを店舗内の一角に設置するほか、フードロスやSDGsについてたのしく知って学び、より社会と街に貢献するようなイベントなどが実施されます。「関わる」では、オンラインストアでの購入体験と同じように、常設店舗でも購入金額の一部が社会貢献活動の支援に充てられ、会計後に、各団体の活動内容から購入者自身が支援先を選択できる仕組みが設けられています。
クラダシでは、2022年からポップアップショップの出店を加速させてきた、とのことで、その結果、オンラインサービスではリーチ出来なかった層にリーチが可能になり、オフラインの場で、クラダシの認知をさらに向上させたいという想いもあり、店舗を出店しました、と齊藤さんは話します。今後、オンラインストアとの連携を強化していくことも考えているとのことです。
常設店舗にてオフラインの場ができたことで、「サステナブルな商品や企業の取り組みを紹介する実験的なコラボレーションブース」を店舗内の一角に設置することもでき、オフラインで各メーカーの販売促進支援を行うことが可能となりましたし、またフードロス及びその他の社会課題への関心をもっていただくきっかけをリアルな場で継続的に提供できて良かった、と齊藤さんは話します。さらに、東急モールズデベロップメントとの共創を通じ、東急株式会社と青葉区地元農家の連携を活かし、規格外品や天候により豊作になってしまった農作物の不定期販売などもKuradashiで行います。この取り組みを通じて、地域と連携したフードロス削減を目指していくと共に、今後は、地元農産物と生産者、また都市農業を知ってもらう機会づくりや、食育などの活動にも取り組んでまいります。と話しました。
6月の環境月間には、オンライン・オフラインの双方にて「やさしいひゃっかてん」というイベントが実施されます。イベントでは、環境にやさしい商品やサービスを紹介しつつ、来店者も楽しめる内容になっている、とのこと。 それ以降も、来店者が楽しみながら社会課題を認識、行動変容を起こせるような各種イベントの実施予定もあるとのことです。
最後に、今回の常設店を梃子に、東急グループとの連携を強めていきたいし、東急グループの街づくりに寄与する様な活動も強化していきたい、クラダシは、オンラインとオフラインがシームレスに体験できるような購買体験を目指していきたいと考えています、と齊藤さんは結びました。