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株式会社野毛印刷社

更新日:2025.07.02

消費期限が迫った防災備蓄品を美味しく食べる
「防災備蓄品アレンジクッキング」

株式会社野毛印刷社

野毛印刷社が、認定NPO法人コロンブスアカデミーの協力の元、主催した社内向けイベント「防災備蓄品アレンジクッキング」は、消費期限が迫った防災備蓄食材を無駄にせず、美味しくいただく方法を考え、実際にやってみよう、という取り組みです。

野毛印刷社は「防災」の観点でさまざまな取り組みを行ってきました。2019年からは、横浜市消防局等と協働で防災絵本3冊を出版。この絵本を活用し、横浜橋通商店街や横浜市南消防署等と連携して防災教育を行う「防災てらこや」を開催するなど、幼少期の子どもたちに向けた防災教育に取り組んでいます。

この活動は、第27回防災まちづくり大賞「日本防火・防災協会長賞」を受賞するなど対外的に高い評価を得てきましたが、一方で社内の防災対策は遅れているという課題がありました。

株式会社野毛印刷社

そこで、「防災てらこや」に携わる社員でつくる「防災てらこや委員会」で、2つの「身近に感じる」目標を掲げ、「防災」と「フードロス削減」をかけ合わせた、今回の社内向けイベントを実施しました。

  1. 共助体験:参加によりお互いを身近に感じてもらう
  2. 防災意識の向上:防災備蓄食材を通じて防災を身近に感じてもらう

この取り組みは、ローリングストック、フェーズフリー、栄養バランスの重要性を座学などを通して主体的に理解し、自身に合った備えを構築しようとする意欲を育むことを目指します。

担当の木村さんは、今回取り組んで良かったこととして2点話してくれました。『一つは、企業として、直接、利益を生む活動が優先されるとはいえ、各部署の多様なスキルをもつメンバーが、それぞれ得意なことを発揮しつつ、非営利な活動に関わること自体がとても新鮮でした。企業にも社会貢献が期待される中、今回のような取り組みは、社内メンバーが楽しみながら、この関わりの意義を感じられたことが良かったと感じました。また、参加した社員からは、防災やフードロスに関する意識が高まった、という声も上がりました。』

株式会社野毛印刷社

『もう一つは、協働により豊かなつながりをもてたことです。今回のイベントには、企画段階から認定NPO法人コロンブスアカデミー様の多大な協力を得ることができました。また、当社のお客様である創健社様に、雑談でこのイベントの企画についてお話したところ、大変快く缶詰などの協賛品をご提供いただきました。また、フードバンクの皆様にもご相談にのっていただきました。』

木村さんは今後取り組んでいきたいこととして、『様々な社会課題が山積する中ですが、特に私どもができることに注力していきたいです。フードロスに関しては、今回のイベントで、何をどれくらいストックすれば良いのかを参考にし、無駄のない備蓄品管理をしていこうと総務担当と確認できています。また、今回のイベントを活かし、子ども向けの「防災」「フードロス削減」イベントへの展開を企画しています。引き続き、「食」との豊かな関わりに目を向けた取り組みを行い、社内外そして家庭で、無理なく無駄なく普及、実現していけるようにと考えています。』と話します。

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